彷徨の旅
<尾瀬に行ってきました!>
この写真を見たら、多くの方は、納得してしまうだろう。木道=尾瀬のイメージが強いが、高原性の湿原の多くで木道が採用されている。騙されてはいけない。
では、一体ここはどこ?ヒントは次の写真。
この写真を見てわかったあなた。さすがです。2枚目は霧ヶ峰。1枚目は八島湿原でした。2週間前、尾瀬に行くはずだったが、大雨で鳩待峠〜山の鼻が閉鎖、見晴周辺は膝下まで浸水、東京からのバスは運休となり、尾瀬はあきらめざるを得なかった。実は、僕が運営委員としてお世話をしていた業界団体の下部組織で1年前から尾瀬に行く予定になっており、6月下旬になって「やっぱり行きたい!」との要望があり、引率することになった。しかも、ベテランの野郎ども達は全員体調を崩し(骨折等)、結局、参加表明したのは初心者のお嬢様達だけだった。さて、どうなることやら。。。
よろしかったら、Moreボタンをクリックして続きをご覧下さい。
注:
1.画像をクリックすると、大きな画像が見れます。
2.撮影日は、7月30日
3. 撮影カメラは、Eos5D MarkII、Eos20D。ここで使用したレンズは、Canon マクロEF100mm f2.8、Canon EF24-70mm f2.8、Canon fisheye 15mm f2.8、Sigma マクロ50mm f2.8
4.野山の花は自然の中で楽しみましょう! 持ち帰りはやめましょう。足下の花を踏み荒らさないよう注意しましょう。
<彷徨の始まり>
日本、特に新潟、群馬、福島に集中豪雨をもたらした7月最終週のすごい雨。ネットを見ても、尾瀬保護財団、バス会社に電話しても好転は見込めそうになかった。そこで、西に行けば、少しは雨も雨も降っていないんじゃないかと急遽レンタカーを借りて行くことになった。実際、WeatherNewsでは白馬は曇マークだった。「よし、白馬に行こう!」山には殆ど登ったことがないお嬢様方を乗せ、中央フリーウエイをひたすら西へ。新宿を10:30と夜半から出かけ、いつものように不眠の運転。夜でも晴れているかどうかは空をみればよくわかる。諏訪から長野路自動車道に入ると、どんどん雲が厚くなった。これはやばいか?
そして、白馬の手前20kMくらいまで着たら、とうとう大雨。僕的には、尾瀬が駄目なら何とか白馬は、の気持ちも強かったが、初心者のお嬢様方を泥泥にするわけにも行かず、ここでUターン。八島湿原のある霧ヶ峰に向かった。霧ヶ峰、登って行く途中では晴れ間も見えたが、到着すると、いつしか重い雲が。。。嫌な予感。
<ニッコウキスゲ>
尾瀬と言えば、一般的によく知られているのが、ミズバショウとニッコウキスゲ。そう、7月の終わりにニッコウキスゲも楽しむはずだった。霧ヶ峰でニッコウキスゲの群落の見える場所へとまずは向かった。群落全体を撮影した写真にはお嬢様方が映っているので割愛。こちらでどうぞ。
数m離れた所にはこんな鳥さんも。当日は100mmまでしか持っておらず、トリミングしてもこれが限界。
他にも色んな花が。ピンク色のイブキトラノオも。
雨に濡れたトラノオもまたいいものだ。
ハクサンフウロも雨に濡れ、
マツヨイグサも雨に濡れ、。。。お嬢樣方は霧ヶ峰は初めてだったようで、あの風景にいたく感動していた。
八島湿原に向かった。時間もまだ早かったので、駐車場もがらがら。でも、ゆっくり見れればそれが一番。湿原を半時計方向に回り始める。まず、迎えてくれたのは紫陽花の仲間。
キンバイソウのオレンジ色で皆も元気に。
尾瀬で今頃大群生なのは、ヤナギラン。数は少なかったが、何とか見れて良かった!
ヤマホタルブクロも。
エゾカワラナデシコも。
そして、こんな鮮やかなシモツケソウも。
ここまで来たら、大粒の雨が降ってきた。残念だが、退却。でも、キバナノヤマオダマキが。これだけ撮っておこう。
ビジターセンターではみんなで学習。初めて知ったが、八島湿原ってハート形してたんだ。可愛らしい。
<エピローグ>
最後は、山中湖/忍野に立ち寄ることにしたが、 ここも雨。すぐに、ランチを摂ることに。ちょっとお洒落なマ・メゾン。ここのお店、お嬢様方は大層気に入ったようで、良かった。良かった。忍野にも寄ったが、ここも大雨。車で忍野八海の横を通り過ぎた。
いやあ、大変な彷徨の旅でした。でも、尾瀬の代表的な花は八島湿原でも見れたし、特に、お洒落なレストランでのランチにはお嬢様方にも満足頂けたようだった。 次は、紅葉の尾瀬に!という話で盛り上がった。
次回は、唐松岳のレポ。お楽しみに。
この写真を見たら、多くの方は、納得してしまうだろう。木道=尾瀬のイメージが強いが、高原性の湿原の多くで木道が採用されている。騙されてはいけない。
では、一体ここはどこ?ヒントは次の写真。
この写真を見てわかったあなた。さすがです。2枚目は霧ヶ峰。1枚目は八島湿原でした。2週間前、尾瀬に行くはずだったが、大雨で鳩待峠〜山の鼻が閉鎖、見晴周辺は膝下まで浸水、東京からのバスは運休となり、尾瀬はあきらめざるを得なかった。実は、僕が運営委員としてお世話をしていた業界団体の下部組織で1年前から尾瀬に行く予定になっており、6月下旬になって「やっぱり行きたい!」との要望があり、引率することになった。しかも、ベテランの野郎ども達は全員体調を崩し(骨折等)、結局、参加表明したのは初心者のお嬢様達だけだった。さて、どうなることやら。。。
よろしかったら、Moreボタンをクリックして続きをご覧下さい。
注:
1.画像をクリックすると、大きな画像が見れます。
2.撮影日は、7月30日
3. 撮影カメラは、Eos5D MarkII、Eos20D。ここで使用したレンズは、Canon マクロEF100mm f2.8、Canon EF24-70mm f2.8、Canon fisheye 15mm f2.8、Sigma マクロ50mm f2.8
4.野山の花は自然の中で楽しみましょう! 持ち帰りはやめましょう。足下の花を踏み荒らさないよう注意しましょう。
<彷徨の始まり>
日本、特に新潟、群馬、福島に集中豪雨をもたらした7月最終週のすごい雨。ネットを見ても、尾瀬保護財団、バス会社に電話しても好転は見込めそうになかった。そこで、西に行けば、少しは雨も雨も降っていないんじゃないかと急遽レンタカーを借りて行くことになった。実際、WeatherNewsでは白馬は曇マークだった。「よし、白馬に行こう!」山には殆ど登ったことがないお嬢様方を乗せ、中央フリーウエイをひたすら西へ。新宿を10:30と夜半から出かけ、いつものように不眠の運転。夜でも晴れているかどうかは空をみればよくわかる。諏訪から長野路自動車道に入ると、どんどん雲が厚くなった。これはやばいか?
そして、白馬の手前20kMくらいまで着たら、とうとう大雨。僕的には、尾瀬が駄目なら何とか白馬は、の気持ちも強かったが、初心者のお嬢様方を泥泥にするわけにも行かず、ここでUターン。八島湿原のある霧ヶ峰に向かった。霧ヶ峰、登って行く途中では晴れ間も見えたが、到着すると、いつしか重い雲が。。。嫌な予感。
<ニッコウキスゲ>
尾瀬と言えば、一般的によく知られているのが、ミズバショウとニッコウキスゲ。そう、7月の終わりにニッコウキスゲも楽しむはずだった。霧ヶ峰でニッコウキスゲの群落の見える場所へとまずは向かった。群落全体を撮影した写真にはお嬢様方が映っているので割愛。こちらでどうぞ。
数m離れた所にはこんな鳥さんも。当日は100mmまでしか持っておらず、トリミングしてもこれが限界。
他にも色んな花が。ピンク色のイブキトラノオも。
雨に濡れたトラノオもまたいいものだ。
ハクサンフウロも雨に濡れ、
マツヨイグサも雨に濡れ、。。。お嬢樣方は霧ヶ峰は初めてだったようで、あの風景にいたく感動していた。
八島湿原に向かった。時間もまだ早かったので、駐車場もがらがら。でも、ゆっくり見れればそれが一番。湿原を半時計方向に回り始める。まず、迎えてくれたのは紫陽花の仲間。
キンバイソウのオレンジ色で皆も元気に。
尾瀬で今頃大群生なのは、ヤナギラン。数は少なかったが、何とか見れて良かった!
ヤマホタルブクロも。
エゾカワラナデシコも。
そして、こんな鮮やかなシモツケソウも。
ここまで来たら、大粒の雨が降ってきた。残念だが、退却。でも、キバナノヤマオダマキが。これだけ撮っておこう。
ビジターセンターではみんなで学習。初めて知ったが、八島湿原ってハート形してたんだ。可愛らしい。
<エピローグ>
最後は、山中湖/忍野に立ち寄ることにしたが、 ここも雨。すぐに、ランチを摂ることに。ちょっとお洒落なマ・メゾン。ここのお店、お嬢様方は大層気に入ったようで、良かった。良かった。忍野にも寄ったが、ここも大雨。車で忍野八海の横を通り過ぎた。
いやあ、大変な彷徨の旅でした。でも、尾瀬の代表的な花は八島湿原でも見れたし、特に、お洒落なレストランでのランチにはお嬢様方にも満足頂けたようだった。 次は、紅葉の尾瀬に!という話で盛り上がった。
次回は、唐松岳のレポ。お楽しみに。
by bjynp
| 2011-08-12 08:15
| お花野
ネイチャー(花、風景、昆虫など)の写真、エッセイを載せてます。春はスミレ追いかけてます。アップルがサービスを中止してオリジナルサイトNature Worldを更新できなくなったので、こちらに隠れ野、開きました。
by アッキーマッキー
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