愛知県のヒメミヤマスミレ、トウカイスミレ

<ぽかぽか陽気>
GWの中日、この日はポカポカ陽気だった。
時折吹く風で竹の葉が舞い散る様が、いとおかし。1句詠みたいが、センスないので、パス。
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まずは、ヒメミヤマの群生地に。そこでは、かなりの数のヒメミヤマが群生していた。
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<Moreボタンを押してごゆっくり>
注:
1.画像をクリックすると、大きな画像が見れます。
2.撮影場所は、愛知県東部。
3.撮影日は、ちょっと古いですが、5月1日
4. 撮影カメラは、Eos5D MarkII、Eos60D。当日のレンズは、マクロEF100mm f2.8、Sigma マクロ50mm f2.8
5.野山の花は自然の中で楽しみましょう!持ち帰りはやめましょう。撮影時には、足下のお花を踏まないように注意しましょう。自戒も込めて。



<ヒメミヤマスミレ>
ヒメミヤマスミレの全体像。葉っぱのギザギザが可愛らしい。
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ここでは、ヒメミヤマスミレの群生の奥には、マキノスミレもちらほら。でも、すでに種子のみ。
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手前には、ニオイタチツボスミレも。ニオイタチツボスミレの葉っぱ、けっこう細長くてナガバノタチツボスミレと間違いやすいが、葉っぱの先端は、ナガバノタチツボスミレと違って丸みを帯びているので、葉っぱを見ただけでも区別できる。
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チゴユリも沢沿いに咲いていたが、こちらのチゴユリは緑色が入った珍しい花だった。初見。
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<トウカイスミレ>
愛知県のトウカイスミレの群生地を数カ所まわった。実は、道中とっても眠くなり、途中で車を止めて休憩した。川の向こうに白い花がいっぱい。そこには、ミヤマカタバミがいっぱいだったが、よく見ると、トウカイスミレもびっしり咲いていた。
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トウカイスミレはヒメミヤマスミレとよく似ているが、花弁がほのかにピンク色で可愛らしい。また、側弁基部を見ると、ヒメミヤマスミレでは毛が密生しているのに対し、トウカイスミレは無毛だ。また、花弁の裏側の色も濃い。
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葉っぱも比べてみよう。ヒメミヤマスミレでは葉っぱの基部の切れ込み部が狭いのに対し、トウカイスミレでは切れ込み部が広い。色はいずれも緑色なので、フモトスミレとの区別は容易だ。
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僕は静岡県のトウカイスミレを見慣れて来たが、花弁の裏側、特に距の赤紫色がとても濃いことが印象に残っている。それに対し、愛知県のトウカイスミレの花弁の裏側、距の赤紫色は少し薄い株が非常に多かった。
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トウカイスミレの群生地ではシコクスミレも咲き始めていた。
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<スミレ以外のお花>
次の群生地では、ミヤマエンレイソウが咲いていた。バックはコガネネコノメ。エンレイソウとコガネネコノメとの色の対比が綺麗だ。
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コガネネコノメをアップで。葯はよく見ると、ハート型なんだ。なるほど、初めて気づいた。愛い奴じゃ。
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3番目くらいの群生地の近くの沢では、タチカメバソウも咲いていた。こちらは初見。ヤマルリソウを立ち上がらせて花を白にしたような、可憐な花。よく見ると、花弁の形もほら、いろいろあるんだ。
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<エピローグ>
今回、眠くなったおかげで、トウカイスミレの新たな群生地を見つけたのは大きな収穫だった。また、静岡県と愛知県のトウカイスミレの印象が違うことに気づいたが、現時点ではあくまで印象なので、ご注意願いたい。

さて、ブログのアップが滞ってしまっているが、思い切ってお次は一気に最新情報(5/13)を。
さて、なんでしょう、このスミレ。それは、次回のお楽しみ。
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by bjynp | 2012-05-15 07:26 | スミレ野 | Comments(6)
Commented by vol at 2012-05-15 08:56 x
ちょっと おひさしぶりです(^_^;)
トウカイは顔の違いで分かる気がしてるにですが
フモトとヒメミヤマが ごんがらがり中です。鋸歯が荒めのフモト? っていうのが結構あって よくわかってないので ???の最中です。
ヒメミヤマで葉の裏にいろがついてるのもありますよね?
フモトとヒメミヤマが近いところにいるっていうことはありますか?
次回は? お あちら方面かな?
Commented by bjynp at 2012-05-15 22:41
volさん、こんばんわ♪
ホント、プチご無沙汰でしたね。
ヒメミヤマで僕が見たのは、葉の裏側が薄い紫色のもので、濃い紫色のものはまだみたことがありません。ただ、NYANさんのサイトでも九州のヒメミヤマは葉の裏側が紫色のものがあると書かれてました。いがりさんの本でも浜栄助さんの本でもやはり濃い紫色のヒメミヤマスミレは存在するようです。じゃあ、それはフモトとどう区別するのか?
唇弁と上弁の比で、唇弁が大きいものはフモト、唇弁にくらべ、上弁の大きいものはヒメミヤマで良いと思うのですが、どこに境界線を引くのか?すみません、僕も経験不足でわかりません汗)。
フモトとの共生ですが、僕の知っている静岡県のヒメミヤマ棲息地では、フモトが結構近い場所で群生しています。ヒメミヤマは同じ林の中でも日陰に、フモトは林縁に近い少し日溜まりのある所に咲いてました。
はい、そうあちら方面でした。
アッキーマッキー
Commented by vol at 2012-05-16 17:48 x
ありがとうございます。
唇弁の大きさですか。とうかイは大きいと思っていましたが、フモトとヒメミヤマは小さめと思ってたので比べていませんでした(^^;
今度注目してみます。あちらにもありがとうございました。
Commented by bjynp at 2012-05-16 22:58
volさん、こんばんわ♪
ただいま、戻りました。遅くなってごめんなさい。
う、ちょっと待った。昨日は変なこと書いてましたね。フモトもヒメミヤマも上弁のほうがでかいですね。ヒメミヤマのほうが花弁が細長いようには思いますが、これも難しいかも。本当は遺伝子あるいは発現遺伝子で明確に分けられると良いのですが、そういう中間的なものは遺伝子でみても連続的かもしれないですね。あまりお役に立てず、すみません。
アッキーマッキー
Commented by チェシャ猫 at 2012-05-17 10:38 x
こんにちは〜(今仕事のサボリ中^▽^で仕事場のPCから♪)
私もフモトもヒメミヤマもゴッチャです。
とても参考になりました。
ヒメミヤマのほうが花弁が横長で細長いと思い込んでいましたが<これも難しいかも。>と言う事ですね。
先日の伊豆のフモトは葉っぱにとてもツヤがあって花が少し大きめで道家安かったです。
ヒメミヤマの群生は林の中一面でしたがこんなに見事に密集していなかったです。
とても勉強になりました。
アッキーマッキーさんvolさん ありがとうございまいた。
Commented by アッキーマッキー at 2012-05-17 23:06 x
ちしゃ猫さん、こんばんわ♪
ただいま、戻りました。オフィスから帰ろうと思ったら、外は雷雨でした。仕方ないので、ちゃりは駅に置いて歩いて帰りました。稲光がすごくって一瞬ですが、昼間のように明るくなります。
そうなんですね、典型的なフモトとヒメミヤマの区別は簡単ですが、中間的な花の同定は難しいですね。
伊豆のフモトは葉っぱにとてもツヤがあって・・・そう、静岡県東部の他の場所でもめちゃめちゃ照りの強いフモトの咲く場所があります。また、別の場所では巨大なフモトも咲きます。これも多様性なんでしょうね。
今回ご案内頂いたヒメミヤマの群生地は結構広いです。数十m2から100m2くらいありそうな広さでしたよ。


ネイチャー(花、風景、昆虫など)の写真、エッセイを載せてます。春はスミレ追いかけてます。アップルがサービスを中止してオリジナルサイトNature Worldを更新できなくなったので、こちらに隠れ野、開きました。


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