<   2009年 06月 ( 6 )   > この月の画像一覧

晴れを信じてどしゃ降りの信州へ

<土砂降りの美ヶ原で>
先週の日曜日(21日)は、どしゃ降りの中、未明に自宅を出発し、美ヶ原でKさんご夫婦と待ち合わせをした。咲いていたのは終わりかけのクリンソウ、まだ早いレンゲツツジ、ニョイスミレなどだった。コケモモの花は、小さくて見栄えもしなかったが、写真で写してみるとすごく可憐だ。しっかり岩にしがみつき、雨にうたれながらも咲いている姿がいじらしい。
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コケモモ 美ヶ原
Eos 5D MARKII, マクロ180mm, f5.6, Av Exp., ISO 800

<天気予報は正しかった>
そうこうするうちに、Kさん夫妻と合流し、違う高原へと移動した。天気予報では、11時過ぎからは雨量が0mmになっていた。iPhoneアプリのweather newsは、ピンポイントの天気予報情報が掲載されており、いいですよ。
それはさておき、11時過ぎから雨足がのろくなり、12時を過ぎる頃にはすっかりあがって晴れ間ものぞく絶好の撮影日和になった。空はすっかり夏の空だ。
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雨上がりの夏の空 信州
Eos 5D MARKII, Fisheye15mm, f4.5, Av, Exp.-0.67, ISO 100

<トラノオ>
高原に向かう途中、Kさんが車を止めた。どうも気になった花があったらしい。見ると、トラノオだ。トラノオと言えば、この時期はオカトラノオだが、もしかしたらノジトラノオ(絶滅危惧種)の可能性もあるから写真を撮っておこうとKさんが言うので写真を撮っておいた。Kさんも最近視力の衰えで写真でしっかり確認することを心がけているらしい。僕は恥ずかしながらノジトラノオの名前を聞くのは初めてだった。これについては、キャノンイメージングゲートウェイ(コメントに詳細を掲載します。アッキーマッキーをクリックすると繋がります)に掲載したので、そちらをご覧下さい。
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xxトラノオ 信州
Eos 5D MARKII, マクロ180mm, f9.0, Av Exp.-0.67, ISO 500

<高原をのぼる>
車を走らせ、最初にであったのがキバナノヤマオダマキ。ヤマオダマキに比べて透明感があって素敵だ。
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キバナノヤマオダマキ 信州
Eos 5D MARKII, マクロ180mm, f6.3, Av Exp.-0.33, ISO 250

<どこかで見た紫陽花に似た白い花>
さらに登ると、白い紫陽花に似た花がとても綺麗に咲いている。紫陽花の似た花は山に入ると結構多い。オオカメノキも最初見た時は、紫陽花の仲間かと思った。でも、この花は山じゃなくてどこか街で見た覚えがある。そうだ、愛知県のおしゃれな喫茶店の庭に咲いていた花、葉とそっくりだ。帰って図鑑、ネットを検索しカンボクと判明した。喫茶店に植わっていたのは園芸種のようだ。カンボクもいっぱい写真を撮ったので、それらについては、リンク先をご覧あれ。
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カンボク 信州
Eos 5D MARKII, マクロ180mm, f6.3, Av Exp.-0.33, ISO 2,000

<こんな所にカラフトマンテマ?>
道が大きくカーブする所で、Kさんが白い花を見つけて「えっ?」と叫んだ。見たことのない白い花だ。地元のおっちゃんもやってきて、マンテマ?カラフトマンテマ?とやり取りしている。あるはずのない所に生えている花。Kさんの推測では、この花はもっと寒冷地にあるはずのもので、崖の補修で土を運んで来た中に種子が入っていたものだろうということだった。帰ってから図鑑、ネットを調べて驚いた。このマンテマの同類はざっと調べた限りでも40種類くらいあった。ちなみに、マンテマは園芸種で色付き、カラフトマンテマは白色だ。しかし、どちらも若干違うような気がする。興味のある方は、同様にリンク先をご覧あれ。
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マンテマの仲間 信州
Eos 5D MARKII, マクロ180mm, f4.5, Av Exp.+0.33, ISO 250

<クリンソウの自生地>
山をのぼる途中、車がいっぱい山道に駐車してあった。見上げるとクリンソウがいっぱい自生していた。Kさんの奥さんが撮影したいということで、僕も後をついていった。坂道がぬかるんでいて滑る。上で撮影してるカメラマンのおっちゃんやおばちゃん達は、みな重そうな三脚を使って撮影している。下りる時にご注意下さい、と心の中で祈りつつ、僕はお手軽なFisheye、手持ちで撮影してさっさと下山した。
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クリンソウの自生地 信州
Eos 5D MARKII, Fisheye15mm, f4.5, Av, Exp.-0.67, ISO 100

<頂上は、レンゲツツジがいっぱい>
この高原の頂上は、一面にレンゲツツジが咲いていた。レンゲツツジは、聞いて恐ろし、見て恐ろしとまで謂われる毒のある花である。しかし、どんな毒なのか、どれほど恐ろしいかは知らなかったが、Wikipediaによると、全木に、グリヤノトキシン、ロドジャポニンと呼ばれる痙攣毒を含んでいるようで、蜜にも分泌されているという非常に恐ろしい毒とわかった。痙攣毒なので、摂取用量が多いと呼吸困難になり、ついには心臓停止に至る可能性がある。まさに恐ろしや、である。
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山頂一面のレンゲツツジ 信州
Eos 5D MARKII, Fisheye15mm, f9.0, Av, Exp., ISO 100

<ギンイチの開翅もばっちり>
頂上のすすき野にギンイチもいた。前回、霧ヶ峰ではシロスミレに気を取られ、ギンイチの撮影もそこそこにしたが、この日はリターンマッチである。なんとか開翅している所を撮影したかった。しばらくすると、翅を開いてくれた。表もきれいな個体が1匹いた。ウスバシロアゲハも雨で濡れた翅を乾かしていた。後翅がないように見えたが、写真を撮ってみると前翅の後ろに隠れていたようだ。翅が乾いたらまた元気に飛び立って欲しいと祈りつつその場を離れた。
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開翅したギンイチモンジセセリ 信州
Eos 5D MARKII, マクロ180mm, f9.0, Av Exp.-0.67, ISO 500

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開翅したギンイチモンジセセリ 信州
Eos 5D MARKII, マクロ180mm, f9.0, Av Exp.-0.67, ISO 500

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翅を乾かすウスバシロアゲハ 信州
Eos 5D MARKII, マクロ180mm, f8.0, Av Exp.-0.33, ISO 640

<ニホンカワトンボが林縁で>
中央フリーウェイのサービスエリアで車をとめて外へ出かけた。林縁でニホンカワトンボと思われる雄のトンボが葉の上で休んでいた。
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ニホンカワトンボと思われるトンボのオス 信州
Eos 5D MARKII, マクロ180mm, f4.5, Av Exp.-0.33, ISO 1,600



<エピローグ>
Kさん夫婦のおかげで、一人では絶対見落としていた花も今回いっぱい撮影できた。ギンイチも見失った所を見つけて頂いた。今まで撮影は一人でするものと思っていたが、2人以上で出かけるメリットを多く感じた次第である。
Kさんご夫婦とは7月にヤツガタケスミレの撮影でご一緒することを約束して帰途に着いた。
by bjynp | 2009-06-28 21:22 | お花野 | Comments(7)

須走5合目で花の散策

<映像詩『里山』をマスコミ試写会に参加>
昨日(26日)は、夕方から六本木に出かけ、映画を視聴した。先日、今森さんと村田さん(NHK)を通じて、マスコミ試写会の案内を頂いていた。NHKスペシャル映像詩「里山」シリーズ3部作の第3作目をベースに劇場用に作り直したものだ。テレビではちょうど昨年の夏に放映されていたと思う。三部作の中では僕的には最も親しみやすい内容で、映像の美しさが素晴らしい。僕もあれくらい芸術的な写真、映像を写したいと思うのだが、修行が足りずなかなか難しい。里山の木の伐採は、必ずしも破壊にあらず、再生に繋がっている。里山環境における人と自然の共生がテーマの映画である。撮影は、琵琶湖西岸の、主としてマキノ町で撮影されたもので、見覚えのある風景が懐かしかった。この映画、8月22日から全国で放映される。興味ある方は、ぜひお出かけ下さい。
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映画 『里山』のホームページから
http://satoyama.gyao.jp/

<富士山須走5合目 菊屋でお茶して、花の話に花が咲いて。。。>
土曜日(20日)は、午前中は自宅で休養し、午後から富士山須走5合目に出かけた。ラン科の花を探すつもりだったが、「菊屋」のおばあちゃんと長話をして、出発が14時をはるかにすぎてしまった。いかん、いかん、仕方ないのでその日はあまり期待せず、ゆっくり小富士付近を散策することにした。小富士は、昔噴火した場所である。富士山は100-300年周期で噴火しているので、そこら中に昔の噴火口の痕がある。と言ってもはっきり噴火口とわかるのは、宝永火口くらいかな?
ここの森も環境にはすごく影響される。長年この森林を観察しているご夫婦としばしご一緒したが、今年の林床はすごく貧相ということだった。ここ2年ほどご無沙汰していたし、それほど回ったわけではないので僕にはよくわからなかったが、今年は花が少ないらしい。出発してすぐにであったのがフジハタザオ。日曜日は信州で別のハタザオに出会ったがそれに比べるとでかい。長椅子の下に愛らしく咲いていた。
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フジハタザオ 須走5合目
Eos 5D MARKII, Fisheye15mm, f4.5, Av-0.33, Exp., ISO 1,000

厳しい自然(強い風雨、大きな寒暖差)に耐えながら生き残った木には自然と闘った痕が見え隠れする。今までよく頑張ったね。
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小富士に向かう散策路の木々
Eos 5D MARKII, Fisheye15mm, f8.0, Av, Exp., ISO 500

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小富士に向かう散策路の木々
Eos 5D MARKII, Fisheye15mm, f8.0, Av, Exp., ISO 500

大きな岩に苔がいっぱい張り付いてその上にキノコが数本顔を出していた。
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苔から顔を出したキノコ 小富士散策路
Eos 5D MARKII, Fisheye15mm, f8.0, Av, Exp., ISO2,000

妻を盗るわけではないが、ツマトリソウ。ここのツマトリソウは、真っ白で可憐だった。是夢さんのお話では縁(ツマ)が赤いツマトリソウはとてもきれいらしい。
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ツマトリソウ 小富士散策路
Eos 5D MARKII, マクロ50mm, f6.3, Av Exp., ISO800

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ツマトリソウ 小富士散策路
Eos 5D MARKII, マクロ180mm, f5.0, Av Exp.-1.67, ISO800 MT-24EX -1

この日は、ラン科の花が目当てだったが、ここの散策路で唯一で会えたのが。ヒメムヨウラン。葉っぱがないので無葉が、あまりに小さくて目立たない分岐点まで引き返し5合目の登山道へと向かった。
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ヒメムヨウラン 小富士散策路
Eos 5D MARKII, マクロ180mm, f8.0, Av Exp.-1.67, ISO2,000 MT-24EX -1

<5合目登山道で>
登り始めてしばらくしてツバメオモトが崖の上に咲いていた。登山道からではうまく撮影できず、よじ上って上からと下からと写してみた。ISO感度を見るといかに暗い所で撮影しているかおわかり頂けると思う。タケシマランくらいは撮影したかったが。すごい霧がでてきて視界がわるくなっためこの日は下山した。菊屋でおばあちゃんとお茶をしてたら娘からアッシーコールがかかってきたので、おばあちゃんとの話もそこそこに引き上げた。おばあちゃん、また今度。
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ツバメオモト 須走5合目登山道
Eos 5D MARKII, Fisheye15mm, f5.0, Av Exp.+0..67, ISO2,000

<エピローグ>
ラン科のカモメラン、イチヨウランを期待したが、午後遅くからの散策ではとても時間が足りず無理だった。この日の反省。お出かけは、計画的に。
菊屋のおばあちゃん、いつも愛想がいいけど、ちゃんと僕のことわかってるのかなあ?
御殿場付近の霧が出やすくなった。そろそろヒメボタルの季節だ。今年こそばっちり撮影したい。
by bjynp | 2009-06-27 09:15 | お花野 | Comments(6)

守ってあげたい

<守ってあげたい>
その昔、ユーミンの歌が結構好きでよくカーステレオで流していた。その中お気に入りのひとつが『守ってあげたい』。大切な人を守ってあげたい、そういう歌なのだが、自然界には守ってあげないともはや生きて行けない生き物が結構いる。亜高山植物、高山所樹物の多くはその範疇に入るであろう。美しい故に盗掘されてしまう。しかし、そういった植物の多くは自然環境の中で生活しており、環境が変わると生きてゆけない。どうか、皆様、野生の花は持ち帰らず、その場で楽しんで下さい。先週の日曜日は、守る会(?)で活動を行なった。その後、雷が鳴り始めたのでしかたなく下山の途に着いたが、その後回復したので花を撮影しながら下山した。

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守ってあげたい花
Eos 5D MARKII, マクロ180mm, f13, Av-1.67, Exp., ISO 400, MT-24EX -1

<白い花>
今頃の時期は、白い花が結構多い。
クサタチバナもその中のひとつ。名前からもわかるように、みかんの花に似ています。
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クサタチバナ
Eos 5D MARKII, マクロ180mm, f13, Av-1.67, Exp., ISO 400, MT-24EX -1

ミヤマカラマツソウと思われる花もいっぱい咲いていた。カラマツソウの仲間は夏の亜高山で涼しげに咲いてくれて気持ちが良い。
[#IMAGE|b0167256_21561772.jpg|200906/20/56/|mid|567|378#ミヤマカラマツソウ
Eos 5D MARKII, マクロ180mm, f4.0, Av, Exp.-1, ISO 400 MT-24EX -1

ユキザサもお気に入りの花のひとつ。雪のような蕾からはじける花が愛らしい。
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ユキザサ
Eos 5D MARKII, マクロ180mm, f7.1, Av, Exp.-1.67, ISO 400 MT-24EX -1

この花、樹木に咲く花ですが、名前がよくわかりません。
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樹木に咲く花
Eos 5D MARKII, マクロ180mm, f8.0, Av, Exp.-1.67, ISO 800 MT-24EX -1

よく見ると、カミキリがとまってました。カミキリモドキかもしれません。
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カミキリ(モドキ)?
Eos 5D MARKII, マクロ180mm, f8.0, Av, Exp.-1, ISO 800 MT-24EX -1

<目立たない色の花>
ルイヨウボタンも咲いてましたよ。
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ルイヨウボタン
Eos 5D MARKII, マクロ180mm, f8.0, Av, Exp.-1.67, ISO 800 MT-24EX -1

<ハルゼミ、蝶>
登山口に近いところでエゾハルゼミを見つけた。まだ羽化して間もないのだろうか?低い所にとまって動かない。静かに撮影させてもらった。

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エゾハルゼミ
Eos 5D MARKII, マクロ180mm, f5.0, Av, Exp.-0.67, ISO 1,600 MT-24EX -1

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エゾハルゼミ
Eos 5D MARKII, マクロ180mm, f5.0, Av, Exp.-0.67, ISO 1,600 MT-24EX -1

スジグロシロチョウが優雅に吸蜜していた。
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スジグロシロチョウ
Eos 5D MARKII, マクロ180mm, f8.0, Av, Exp.-0.67, ISO 800

<エピローグ>
せっかくの亜高山植物も盗掘から守るため、柵の中で保護するしかありません。どうか花は、自然の中でお楽しみ下さい。
by bjynp | 2009-06-20 22:30 | お花野 | Comments(5)

霧ヶ峰、八ヶ岳-スミレ以外の花は?

<なんで、ダイワハウチュなんだね、役所君?>
先日、会社の帰り、丸の内のオアゾの丸善の外にすごい列ができていた。間違いなく誰かのサイン会だ。てっきり作家のサイン会かと思ったら、役所広司のサイン会だった。
役所さんと言えば、最近テレビで評判の「ダイワハウチュ」の宣伝。なんでだろう?不思議だなあってことは世の中に結構多い。
6月7日に、八ヶ岳自然文化園で、こんなきれいな花を見た。何の花だろう?ヤマケイの「日本の野草」とか、ネットでいがりさんの「撮れたてドットコム」とか色々調べても出て来ない。『なんでどこにも出てないんだろう?』と考え込んでしまった。ようやくヘッドラインに繋がった(ほっ)。数日してようやく原因がわかった。野草じゃなく、園芸種だったからだ。いくら探しても見つからなかったので、その可能性はあると思っていたが、まさか自然公園の中に、園芸種が咲いているとは思わなかった。調べてみると、ヒレハリソウは、その昔、牧草として輸入されたらしい。この公園の隣は、隣が牧場だから、ここにも広がって来たのだろう。

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ヒレハリソウ
Eos 5D MARKII, Fish Eye15mm, f10, Av, Exp., ISO 800

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ヒレハリソウ
Eos 5D MARKII, マクロ180mm, f10, Av, Exp., ISO 800

<食べられない薬草?>
ヒレハリソウは、で健康食品として話題になったが、アルカロイドによる肝障害を起こす危険性があるということで、規制されているらしい。同様に、葉にドクがあると言われているのがレンゲツツジ。だから、食べられない。でも考えてみれば、薬もそもそもモロバの刃で、用量を間違えば副作用が出てしまう。皆さん、薬は用量用法を守って服用しましょう。

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レンゲツツジ
Eos 5D MARKII, マクロ180mm, f9.0, Av, Exp., ISO 800

<一番良く効くから、一薬草>
この日、一番元気だったのは、ベニバナイチヤクソウ。ところで、イチヤクソウってなんでこう呼ぶか、知ってましたか? そうなんです。一番よく効く薬だから、イチ ヤクソウって言うらしいです。一体何に効くかというと、止血・止痛・利尿作用があるあしい。蘊蓄はともかく、花を楽しんで下さい。この他、クリンソウも結構咲いていた。

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ベニバナイチヤクソウ
Eos 5D MARKII, Fish Eye15mm, f11, Av, Exp., ISO 400

<霧ヶ峰方面>
こちらでは、ササバギンランが多かったのと、チョウセンゴミシがきれいだった。五味子(ごみし)とは、チョウセンゴミシの実を乾燥させた果実の生薬で、滋養強壮、強精、せき・たん、収れん、むくみ(浮腫・水腫)の効能がある。

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チョウセンゴミシ
Eos 5D MARKII, Fish Eye15mm, f11, Av, Exp., ISO 800

<エピローグ>
期せずして、今回取り上げた植物は、薬に関係ある植物が多かった。
スミレの季節も終わりに近づき、次は蘭科の植物かな?
by bjynp | 2009-06-18 00:20 | お花野 | Comments(4)

思いがけない出会いー霧ヶ峰、八ヶ岳方面

<八ヶ岳自然文化園で朝の鳥の声を聴く>
7日の日曜日、是夢さんと霧ヶ峰で待ち合わせをしていたが、その前に八ヶ岳自然文化園に立ち寄った。ベニバナイチヤクソウが今は盛りとばかりに咲いていた。花については、別稿で紹介するが、朝早くてカッコウの声が森に響いている。こんな中を散策するのは、とても気持ちが良い。
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湿原とカッコウの鳴き声の気持ち良い森 八ヶ岳自然文化園
Eos 5D MARKII, Fish Eye15mm, f13, Av, Exp., ISO 800

霧ヶ峰の帰りに再度文化園を散策した。ウスバシロチョウが草原を飛んでいた。写そうと近寄る度に飛び立ってなかなか撮影できなかったが、最後に足下に止まってくれた、チョウはまったく気づいてない。写せたことは写せたが、アングルはちょっと悪かった?
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ウスバシロチョウ 八ヶ岳自然文化園
Eos 5D MARKII, マクロ180mm, f6.3, Av, Exp.-1, ISO 400 MT-24EX -1

<ギンイチモンジセセリ>
霧ヶ峰で是夢さんとシロスミレを探すが、開花している花がなかなか見つからない。手分けして探しているうちに、何かが草むらから飛び立った。何かな?すぐに近くの枯れススキに止まってくれた。飛び方を見て、蛾?と思ったが、なんとよく見ると、ギンイチモンジセセリだった。それにしても、弱々しい飛び方だ。イチモンジセセリなんかとはまるで違う。それにしても、銀色の一文字がきれいだ。シロスミレを探していたのに、思いがけない出会いだった。何とか翅を開いてくれないかと待っていたが、ちょっと動いた隙に見失ってしまった。シロスミレを探すのが第一の目的だったので、ギンイチモンジはまた次回ゆっくり撮影したい。

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ギンイチモンジセセリ 霧ヶ峰
Eos 5D MARKII, マクロ180mm, f11, Av-1, Exp., ISO 100

<サカハチョウ>
エゾノタチツボスミレを撮影していたら、是夢さんが、「そこにも蝶がいるよ」と声をかけてくれた。サカハチョウだった。サカハチョウは、毎年真夏にしか見たことがなかったので、春型の翅のきれいさにうっとり。撮影条件について一言。最近、日陰では、マクロツインストロボを多用している。ただ、光が強く真っ白になりやすく、かなり露出を下げている。こうすると、自然な感じで撮影できる。ご参考まで。
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サカハチョウ(春型) 霧ヶ峰近辺
Eos 5D MARKII, マクロ180mm, f9.0, Av-1.33, Exp., ISO 800 MT-24EX -1

さあ、お昼に行こうと車の向こうの葉の上に、セミが止まっていた。どうやら、ハルゼミのようだ。こちらもパチリ。これ以上近寄れず残念。
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エゾハルゼミと思われるセミ  霧ヶ峰近辺
Eos 5D MARKII, マクロ180mm, f8.0, Av-0.67, Exp., ISO 800

広葉樹の葉の上では、ハムシの仲間と思われる甲虫がせわしく動いていた。本格的な虫達の季節がやってきた。
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甲虫 霧ヶ峰近辺
Eos 5D MARKII, マクロ180mm, f10, Av, Exp.-1, ISO 800 MT-24EX -1

<エピローグ>
スミレ紀行で、思いがけず色んな虫にも出会え、良かった。
・はなねこさんにもお勧めしたが。日陰の撮影は、光量が不足がちなので、ストロボ使用をお勧めします。色々条件を自分で降ってみると至適条件が分かってきますよ。
・次は、スミレ以外の花の整理だ。
by bjynp | 2009-06-13 12:08 | 昆虫野 | Comments(7)

シロスミレを求めて-霧ヶ峰、八ヶ岳方面へ

<霧の季節>
日曜日は、是夢さんの案内でシロスミレを探しに出かけた。朝早く家を出たら、御殿場あたりからスゴイ霧。いったん山中湖で霧は晴れたが、河口湖を越して大月に向かう所でまた霧が出てきた。幸い、行く手には霧はなく、周囲の山々に霧がかかっていた。この霧が出て来ると、そろそろヒメボタルの季節だ。富塚さんにも一度連絡してみようかな?
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霧の山を遠景に 初狩PA/中央高速
Eos 5D MARKII, EF28-70mm, f14, Av-0.33, Exp., ISO 400

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霧の山々 釈迦堂PA/中央高速
Eos 5D MARKII, EF28-70mm, f11, Av+0.33, Exp., ISO 400

<シロスミレの季節>
もう、6月。標高の高い霧ヶ峰ではそろそろシロスミレの咲く頃だ。車山高原で待ち合わせて霧ヶ峰に向かった。しばらく車を走らせて目的地に着いたが、なかなかシロスミレが見当たらない。これだけ暑い日が続いているのになぜだろう?
周囲を数百メートル四方は歩いたが、それでもなかなか見当たらない。こういう時は、予想外の収穫もあるものだ。前から一度は撮影したいと思っていた蝶に出会えた。それは、また別の日にアップするとして、まずはシロスミレ。10分以上探してようやく最初の開花したシロスミレに出会えた。やっぱりアリアケとは全然違うね。

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シロスミレ/霧ヶ峰
Eos 20D, マクロ50mm, f20, Av, Exp., ISO 400

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シロスミレ/霧ヶ峰
Eos 20D, マクロ50mm, f11, Av, Exp.-1, ISO 100

<エゾノタチツボスミレ>
b0167256_23245174.jpgエゾノタチツボスミレ/霧ヶ峰,八ヶ岳周辺
Eos 20D, マクロ50mm, f11, Av, Exp.-1, ISO 100

シロスミレとギンイチモンジセセリを撮影した後に、Zさんに別の場所を案内頂いた。エゾノタチツボスミレが群生していた。シロバナ、淡い青紫色、少し濃い目の株と色のバリエーションは結構多かった。



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エゾノタチツボスミレ/霧ヶ峰,八ヶ岳周辺
Eos 20D, マクロ50mm, f10, Av, Exp.-1, ISO 800


<チシオスミレ>
サクラスミレもいっぱい咲いていたが,中にはクッキリなチシオスミレもいい。
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チシオスミレ/霧ヶ峰,八ヶ岳周辺
Eos 20D, マクロ50mm, f9.0, Av, Exp., ISO 400

<エピローグ>
♦今回のメインは、シロスミレだったが、思わぬ撮影もできて良かった。
♦是夢さん、おかげで収穫も予想以上でした。ラーメンも美味かったです。
♦まずは、シロスミレ。今年は、平地では暖かな日が例年以上に多かったのでシロスミレも早く咲き始めると思っていたが、どうも亜高山では勝手が違うようだ。
♦紫色の面白いスミレがあった。これについては後日また。
♦ギンイチモンジセセリは、弱々しく飛んでいた。もっと早く飛ぶ蝶だと思っていた。
♦その他の花、昆虫は、別の日にアップする。
by bjynp | 2009-06-09 23:51 | スミレ野 | Comments(9)


ネイチャー(花、風景、昆虫など)の写真、エッセイを載せてます。春はスミレ追いかけてます。アップルがサービスを中止してオリジナルサイトNature Worldを更新できなくなったので、こちらに隠れ野、開きました。


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