はなとむし

<蝉のこえ>
町中では暖冬のせいか、クマゼミの声がかまびすしい。山間部に来ると、ヒグラシのやさしい声を聞けて良い。
林の中で、ヒグラシの抜け殻を見つけた。透過光で観ると、美しい宝石でもみているかのようだ、と思うのは僕だけだろうか?
はなとむし_b0167256_21524870.jpg


よろしかったら、Moreボタンをクリックして続きをご覧下さい。
注:
1.画像をクリックすると、大きな画像が見れます。
2.撮影日は、7月17日
3. 撮影カメラは、Eos5D MarkII、Eos20D。ここで使用したレンズは、Canon マクロEF100mm f2.8、Canon マクロEF180mm f2.8、Canon EF24-70mm f2.8、Canon fisheye 15mm f2.8、Sigma マクロ50mm f2.8
4.野山の花は自然の中で楽しみましょう! 持ち帰りはやめましょう。足下の花を踏み荒らさないよう注意しましょう。



<アクシバ>
花弁がクリンとカールしたアクシバ。思ったよりも小さな花だった。
はなとむし_b0167256_21542362.jpg


林縁の木陰でひっそりと。
はなとむし_b0167256_21544839.jpg


<フイリフモトスミレ>
林床には、フイリフモトスミレの葉も。これもまた可愛らしい。
はなとむし_b0167256_215532100.jpg


<湿原にて>
標高1,000mくらいの湿原は、花盛り。色んな花が見れた。
まずは、カキラン。
はなとむし_b0167256_21555023.jpg


花の色が柿色だ。
はなとむし_b0167256_21563398.jpg


お次はミズチドリ。
はなとむし_b0167256_21565878.jpg


すでに、盛りを過ぎている株が多かった。ここの花は7月上旬が見頃のようだ。
はなとむし_b0167256_2157869.jpg


そして、ホソバノキソチドリ。
はなとむし_b0167256_21572965.jpg


水辺には、トンボも。赤とんぼの仲間は多く、一目で同定は難しい。翅の先端が濃茶色なことから、ノシメトンボと思われた。
はなとむし_b0167256_21574093.jpg


こちらは珍しい。オニヤンマがアヤメに止まっている。鬼が花にとまるなんて。。。
はなとむし_b0167256_21575159.jpg


湿原の脇の林床では、ツチアケビが真っ盛り。
はなとむし_b0167256_21581652.jpg


アップで1枚。少しグロテスクなツチアケビも接写すると、蘭科の花らしいきれいな顔立ちをしていることがわかる。
はなとむし_b0167256_21583353.jpg


こっちの株、花盛りはまだ先のようだ。
はなとむし_b0167256_21583969.jpg


<ところで、尾瀬は?>
今回の尾瀬(7/29, 30)は自分が楽しむよりも初心者の姫達のお供。尾瀬ケ原に咲く蘭科の花を観たくて行く気満々だったが、金曜日になっても大雨洪水警報は収まらず、尾瀬ケ原では木道が流されて水位の高い所では膝下まで冠水状態で通行禁止、予約していた金曜夜のバスも運休。急遽、レンタカーを借りて金曜日の夜から雨の少なさそうな西へと向かった。八方尾根を行ける所迄行こうという魂胆。天気予報では白馬は曇マークだったが、朝方3時過ぎから猛烈な雨。そこで、まだましそうな霧ヶ峰に向かう。さすがに、不眠の運転は堪える。諏訪湖の手前で仮眠休憩。しばらく休憩の後、霧ヶ峰に向かった。ここも尾瀬ほどじゃないが、ここの八島湿原もかなりの大きさだ。湿原をハイクし始めてから1時間。またもや雨が。 でも、姫達は霧ヶ峰には来たことがなかったようで、 この地形と湿原のお花、それと、山中湖のお洒落なレストラン マ・メゾンでのランチにはかなり満足を頂けたようだ。尾瀬で観れるはずだったニッコウキスゲ、ヤナギランの群生を観れたことは僕も嬉しかった。姫3名とおっちゃん1名の不揃いの珍道中記は、また別の機会に。
次回は、伊吹山のユウスゲ下見の模様(7/23)を。
はなとむし_b0167256_2261071.jpg

by bjynp | 2011-08-01 22:11 | お花野


ネイチャー(花、風景、昆虫など)の写真、エッセイを載せてます。春はスミレ追いかけてます。アップルがサービスを中止してオリジナルサイトNature Worldを更新できなくなったので、こちらに隠れ野、開きました。


by アッキーマッキー

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

フォロー中のブログ

野草風薫
花鳥風景
ここから
NATURE DIARY
自然万華鏡 Blog v...
花景色-K.W.C. P...
Deep Season 
山野草の想い
風街角
pode ser um ...
野山に遊ぶ
信濃路花散歩

外部リンク

最新のトラックバック

ライフログ

以前の記事

2020年 08月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月

カテゴリ

全体
スミレ野
お花野
生き物
風景野
昆虫野
野鳥
お散歩
旅野
バー野
星景
野生動物

検索

タグ

その他のジャンル

ブログパーツ

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

自然・生物
カメラ

画像一覧