会えて嬉しかった ス・ミ・レ ベスト10 2011

<第10位は、・・・>
雪国の春一番に咲くスミレは、スミレサイシン。
僕は、雪国で湖国の滋賀県に15年ほど住んでいた。あの頃の撮影対象は、風景とまだ小さかった子供。写真家の今森さんとも家族ぐるみでお付き合いさせて頂き、とても楽しい想い出ばかり。でも、その頃はスミレに興味はなく、休日は写真よりもテニスの毎日だったなぁ。
というわけで、第10位はスミレサイシン。ツリアブも可愛いでしょ。暖かそうに見えるけど、この日の赤坂山は雪に埋もれていて人っ子一人として出会わなかった。
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でも、本当に会いたかったのは日本海側の花らしい色の濃いスミレサイシン。赤坂山にはいつもゴールデンウィークに出かけていたので、スミレサイシンはすでに巨大化した葉っぱばかりで、花はとっくの昔に終わっていた。だから、この色の濃いスミレサイシンを見つけた時は、ホント嬉しかった。
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注:
1. 横置きの画像はクリックすると、大きな画像が見れます。
2. カメラはEos5MarkII、使用したレンズは、Canon マクロ100mm f2.8、Sigma マクロ50mm f2.8
野山の花は自然の中で楽しみましょう!持ち帰りはやめましょう!足下の花は踏み荒らさないように注意しましょう!(自戒も込めて)



<第9位は、返り咲き>
晩秋の花紀行で偶然見つけた返り咲きのタチツボスミレとコスミレ。それから返り咲きのスミレを探しに母校の裏山へ。何度も登場してるので知ってる方も多いと思うが、この山の麓にはマキノスミレが、中腹からはシハイスミレは、そして山頂付近にハグロシハイスミレが咲く。中腹よりも高い所でも返り咲きのスミレはすでに終わっており、こりゃだめか?と殆ど諦めていたが、山頂付近に咲いていたハグロシハイスミレを見つけた時は、とても嬉しかった。ここは斜面保護のためネットを広範囲にかけてある。ネットの中にしか咲いてなかったのはちょっと残念だったが、ネットのない所にハグロシハイスミレの棲息地も新たに見つけたのも嬉しかった。冬に葉っぱを完全になくすスミレの種類もあるが、シハイスミレは落ち葉に隠れて葉っぱがちゃんと残っていた。
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<第8位は、マメちゃん>
そしてまた湖国。母校の裏山のお歯黒は花が小さく美人じゃない。さなえさんのエリアのお歯黒はネットで見る限りめっちゃ美人。そんな美人のお歯黒を探しに湖国にやってきた。残念ながら、お歯黒はすでに花期を終えていた。その代わり、こんな小さなマキノが。最初はフモトスミレとの交雑種ではないかと、これまたどきどきしたが、鑑定の結果、マキノスミレと判断した。マメマキノ、可愛いなぁ。でも、いつかフモトとの交雑種のミツモリスミレを見てみたい。恐らく今までみたことがあってもシハイスミレとばかり思っていたかもしれない。
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<第7位は、・・・>
オオバキスミレは悩ましいスミレだ。赤坂山のオオバキスミレは裏側の山は標準的な背の高いオオバキスミレが多いが、表側のがれ場には背の丈が低く、ダイセンキスミレにそっくりな花も多い。
また、高山型のものはミヤマキスミレと呼ばれる。3枚の葉っぱは殆ど輪生状になる。オオバキスミレを見る度にミヤマキスミレがないか調べてみた。すると、天生峠のオオバキスミレは全部ミヤマキスミレだった。
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上から見ると、輪生状になっているのがよくわかる。尾瀬にもオオバキスミレが群生しているが、こちらはミヤマキスミレがオオバキスミレに混じっている。また、「あれっ?」と思う株もあったが、通行人が多く充分観察できなかった。今年はじっくり観察してみたい。
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<第6位は、尾瀬のスミレ>
そう、尾瀬のスミレと言えば、今までみていなかった至仏山に咲くジョウエツキバナノコマノツメだ。実際に見てみたら、うーむ、キバナノコマノツメとの区別が難しい。明らかに、葉っぱが厚いものもあれば、そうでないものもある。難しい。
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<第5位は、・・・>
ホテイランを見に行ったついでにどうしても見たかったスミレがある。ウスバスミレだ。今年は三ツ峠山の保護活動の月例行事として、スミレ観察会を行ったが、その際に配布したのがスミレ一覧表。たかだか36種なのだが、山梨県で見れるスミレは全て掲載したので、当然ウスバスミレも入れてある。4月の行事に配布した際は、一緒に保護活動をしている新井さんに写真をお借りして掲載したのだが、それでは気がすまない。殆どつぼみの状態だったが、数株のみ花が開いていた。何とか撮影できたが、今年はもっとたくさんのウスバスミレをみてみたい。さっそく自分の花に差し替えたのはいうまでも無い。
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それと、volさんがチシマウスバスミレを撮影されているのを知って驚いた。あんな所にも咲いてたんだ!今年は絶対見てみたい。ということで、第5位はウスバスミレでした。
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<第4位は、・・・>
「尾瀬には咲いてないですよ」とは、一昨年尾瀬のビジターセンターの所長さんのコメントだった。でも、ネットでの目撃情報があった。一昨年は出かけた時期が遅く、交雑種っぽいヘンテコなキスミレしか確認できなかった。あれはあれですごいスミレだったのだが。絶対みたいと思っていたのが尾瀬のナエバキスミレ。谷川岳にいけばいっぱい見れるのはわkっていたが、やはり見たかったのは尾瀬のナエバキスミレ。ようやく見れて嬉しかった!ということで、第4位は、尾瀬のナエバキスミレ。茎の赤色が可愛らしい。
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<いよいよベスト3>
当然のことながら、なかなか見れないのが北海道や沖縄など遠方のスミレ。ところが、東京でツクシスミレが見れることを知ってぜひ見たいと思っていた。湿り気の多い日陰に1輪だけ咲いていたツクシコスミレ。葉っぱから見て、そんなに広範囲な分布ではなさそうだった。4月の転勤前に何とか見れて良かった。というわけで、第3位はツクシスミレ。
・・・と思っていたのだが、秋に東京で大腸肛門学会があり(お食事中の方、ごめんなさい)、開催会場のホテルの広大な庭でツクシスミレの群生地を見つけた。返り咲きのスミレを探していて偶然見つけたのだった。春に横浜に帰った時にまたでかけて見ようっと♪
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<第2位は、山全体のスミレ>
保護活動のつながりで、乙女高原のスミレ観察会にも参加の紹介を受けてでかけてきた。好高原にはサクラスミレの他、マンジュリカ、アケボノスミレ、ヒナスミレなどスミレがいっぱい。交雑種も期待されたが、まだ鑑定できていない。水辺ではサンリンソウ、クリンソウなどなど、そして、山間部の林床にはミヤマスミレの大群生地が。他にもイチヨウランなども。この山全体のスミレとお花に感激。
ということで、第2位は乙女高原のスミレ。ここには、フジスミレに近い葉っぱをしたヒナスミレもあり、サクラスミレの交雑種も色々期待できるし、今年ぜひもう一度出かけてみたい。
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<第1位は、・・・>
数年前に偶然見つけたゲンジスミレの群生地。一昨年工事で全滅したと思っていたら、舗装は免れた。何とか咲いていないか確認すると、「あった!」それもあちこちにいっぱい。感激〜涙!!
でも、花はめっちゃ小さいマメゲンジだ。
その土地のオーナーさんには何とか現状維持をして頂けるよう三ツ峠ネットワークとしてお願いした。
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<エピローグ>
2011年もたくさんのスミレに会えて嬉しかった!
今年はどんなスミレに出会えるか楽しみだな。今回紹介したスミレ以外に密かに出会いたいスミレが2つあるのだが、それは、ナ・イ・ショ。

番外編でもうひとつ。
麦草峠で見つけたこのスミレ。どう見ても変だ。どうやらエゾキスミレのようだが、本来、北海道の超塩基性岩の山に咲くので、こことは環境がまったく異なっている、本来の葉っぱの照りがまったく認められない。スミレを自宅で育てる方には、多様性保護の視点で、そのスミレが外に出ないよう注意をお願いしたい。
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by bjynp | 2012-01-07 12:35 | スミレ野


ネイチャー(花、風景、昆虫など)の写真、エッセイを載せてます。春はスミレ追いかけてます。アップルがサービスを中止してオリジナルサイトNature Worldを更新できなくなったので、こちらに隠れ野、開きました。


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